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薬とユニバーサルデザイン


錠剤などの薬の包装として現在主流なのはPTP包装シートと呼ばれるものです。


このシートは薬の劣化を防止できる反面、事故も報告されています。


誤って薬をシートごと飲み込んでしまった結果、食道や胃腸に穴が開いてしまう事故です。


PTP包装シートはX線検査で発見しにくいため、発見が遅れて重大事故につながるおそれがあります。


加齢などにより認知能力が衰えている場合や乳幼児の場合、特に問題です。


薬を取り出した後、包装が薬の一部に貼り付いているのにそれに気づかず飲んでしまうこともあります。


これらを解決してくれるのが「ESOP」(株式会社モリモト医薬)です。



特許技術を用い、指先を器用に動かせない人でも開けられるよう、片手で開けたり口で開けたりできるように取り出しやすく設計されています(特許第5809380号、※)。

同時に万一飲み込んでしまった場合も体内を傷つけない設計になっています。


取り出しやすい点でも、万一誤飲しても重大結果に結びつかない点でも優れたユニバーサルデザイン製品です。



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※詳細をお知りになりたい方は特許庁の開設した検索サイト

の「簡易検索」欄に「5809380」と入力して検索してみてください。

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