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クリップとユニバーサルデザイン


オフィスでは欠かせないクリップですが、ユニバーサルデザインの点からは改善した方がよい点があります。


①開くのに強い力がいる

②書類を挟み終わるまでクリップを開く力を加え続けなければならない

③指を挟んでけがをする可能性がある


という点です。

シニア層や手に力が入りにくい障害(末梢神経障害など)がある方にとっては使いやすいとはいえません。

これを解決してくれるクリップがあります。

コクヨの「ラクリップ」シリーズです。




(閉じた状態)

(開いた状態)



プラスチックという軽くてけがをしにくい素材で作られている点を除けば普通のクリップと構造は同じに見えます。


しかし構造を工夫することによって軽い力で開くことができます。

しかもいったん開いたらその開いた状態が維持できるようになっています。

これによって上の①から③の問題が解決されています。


障害の有無と関係なく軽くて使いやすい、安全なクリップです。


まさに「障害者の困った」を「みんなのよかった!」に変えてくれる製品です。


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