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候補者名のナゾ-3分でわかる選挙
統一地方選挙の告示日が近づいてきました。 立候補の届出期間は告示日の1日間だけです。 このとき提出する立候補の届出書には必ず戸籍上の氏名を記載しなければいけません(公職選挙法施行令88条7項)。 では、通称名を用いて立候補したいときにはどうすればよいのでしょうか? 立候補の届出書とは別に通称認定申請書を提出しなくてはいけません(公職選挙法施行令88条8,9項)。提出は届出書と同時にしなければならず、別に提出すると申請できません。 この審査は厳格です。 通称が戸籍上の氏名に代わるものとして広く通用していると選挙長の認定を受けた場合に限られます。単に仲間内だけで通用しているお気に入りのあだ名だというだけでは使えません。 そしてこの認定を受けるためには証明資料が必要です。 公的機関発行の書類、手紙、名刺、ハガキ、著書、新聞雑誌の記事、CDなどです。 通称で立候補したい場合にはあらかじめこれらの資料を集めておく必要があります。 以前都知事選や地方議会選挙に立候補して話題をさらった候補者がいますが、彼も都知事選では通称使用が認められませんでした。都知事選後
2023年3月15日


候補者ポスターのナゾ-3分でわかる選挙
誰もが手軽にSNSに投稿できる現代では、少しでも容姿がよく映るよう写真に修正を施す方が増えてきました。 最近では加工なしの写真は恥ずかしいから卒業アルバム用の学校行事の写真すら撮りたくないという学生もいるほどです。 では、選挙の候補者ポスターの顔写真に修正を加えることは可能でしょうか。 公職選挙法上、候補者ポスターの写真やその修正の程度について正面から制限はありません。シワもシミも目や顔の大きさも自由に修正することができます。 公営掲示板に貼られた候補者ポスターの容姿端麗さに目を奪われ、この候補者に投票してみようと思う有権者もいるでしょう。 ところが、街頭演説で本人を見て「別人じゃないか!」とビックリ仰天、だまされた気分になることも・・・。 候補者ポスターの写真修正は例えば他人の著作権や肖像権を侵害しているなど、他の法律に違反するような場合でない限り原則自由です。 そもそも候補者ポスターに写真を載せなければならないという義務さえありません。 では、修正を飛び越えて自分の赤ちゃん時代の写真を使ったらどうでしょう? 公職選挙法では候補者の経歴などにつ
2023年2月15日


連呼のナゾ-3分でわかる選挙
「○○、○○(※候補者名)がご挨拶に参りました!」 「○○、あと一歩です!」 「どうか、○○を都政に押し上げてください!」 選挙といえば、選挙カーからの連呼が風物詩です。 お決まりのフレーズの連発で「うるさくて迷惑だ」「子どもが起きてしまった」「意味がない」など有権者からは不評です。 「連呼だけでは政策がわからない、どうにかならないのか」という声も聞きます。 しかし、実は走行中の選挙カーの上からはむしろ連呼しかできないと法律で定められています(公職選挙法第141条の3)。 つまり候補者は演説したくてもできないのです。 そもそも自動車上から演説などの選挙運動をすることは原則として禁止です。 例外が2つあり、その1つ目がこの連呼行為です。 午前8時から午後8時までの間に限り選挙カーから連呼行為をすることが許されています(同法140条の2第1項但書)。 2つ目の例外は停止した選挙カーの上で演説をする場合です。この場合は連呼だけでなく、演説まで可能です。 選挙期間中のニュースなどで、道ばたに止めた選挙カーの横で候補者が演説している映像をよく見ますが、まさ
2023年1月15日


マスクとユニバーサルデザイン
マスク着用義務が緩和されても引き続き「マスクを着用する意思がある」と答えた人の割合は76.7パーセントに達しています(第一三共ヘルスケアのアンケート)。 https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2212/19/news128.html また、2023年のうちにマスク着用が不要になるかという医師に対するアンケートでは6割が否定的でした。 https://www.m3.com/news/open/iryoishin/1106200 まだまだマスクが必要な時代は続きそうです。 しかし、マスクにはいくつかの弊害もあります。 ①健康上の理由でマスクの着用ができない(感覚過敏、呼吸器の病気など) ②息苦しい ③熱中症のリスク ④眼鏡がくもる ⑤表情が見えない、飲食しづらい などです。 この弊害を緩和してくれるマスクがあります(3分9秒から)。 「風の音マスク」です。 このマスクは新開発ワイヤーによりマスク自体を使用シーンに応じて変形させます。 これによって、対面での会話や人混みの中では「3密モード」でしっかりガ
2023年1月1日


おせちとユニバーサルデザイン
おせちが販売され始める時期になりました。 高齢化が一層進む中、高齢者が食べやすいおせちが開発、販売されるようになっています。 高齢者は、噛んだり(咀嚼)飲み込んだり(嚥下)する機能が落ちるため、むせたり、こぼしたり、丸飲みしたりなどしやすいだけでなく、最悪の場合には誤嚥性肺炎、窒息などの重大事故につながります。 たとえば板前魂の「やわらかおせち」は、おいしさを維持しながら歯ぐきで潰せるやわらかさを実現しています。 https://itamae.1osechi.com/shop/g/g311600/ これによって誤嚥や窒息などの万一の事故が起きないよう配慮されています。 さらに優れているのは食べやすさに配慮されている点は違うものの他の家族と同じ見た目のものを食べられるということです。 自分だけ他の家族と違うものを食べなければいけないというのは孤独感、疎外感の原因になります。 一年に一度の正月に食べるおせち料理ならなおさらです。 この「やわらかおせち」ならその心の負担を下げられます。 安全の面だけでなく、心の面までユニバーサルデザインに配慮されたおせ
2022年12月1日
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