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シルバーカーとユニバーサルデザイン
歳を重ねても自分の力で安全に外出できるようにしてくれる強い味方がシルバーカーです。 まさにユニバーサルデザイン製品ですが、課題もあります。 シニア層のうち、かなりの方にシルバーカー使用に抵抗感があるのです。 特に男性では30%以上、女性でも20%以上が抵抗があると答えている調査結果があります。 当事者の意見を踏まえ、おしゃれで使用に抵抗感のないシルバーカーの開発が進められてきました。 さらにフランスベッド株式会社は体の横から引くタイプのシルバーカーを発売しています。 https://francebed.shop-pro.jp/?pid=92127903 一方、シルバーカーの中には座る機能を備えているものがあります。 これは本来の対象であるシニア層以外に子育て層にも売れているそうです。 確かにベビーカーにはない機能で便利です。 シルバーカーは1970年に日本で発売されて以来長い歴史をもつ古い製品ですが、利用者の意見に寄り添うことで新しい展開が生まれます。 Written by 法律事務所アイディペンデント
2022年7月4日


改札口とユニバーサルデザイン
駅の改札口で「ピン・ポーン」という音が鳴っていることがありますよね。 これは何の音だろうと思われた方はおられないでしょうか。 これは誘導案内用音サインです。 視覚障害者の方などに改札口の場所を案内しています。 このような音サインはほかに駅のホーム、エスカレーター、トイレ、歩行者用信号のチャイムなどにも導入されています。 しかし、課題もありました。視覚障害者の方からは、音量が小さすぎる、統一されていないため混乱する、ほかの音に紛れて聞こえない、あるいは先ほどの改札口の例ではSuicaやPASMOなどを自動改札機に触れる音の方が聞き取りやすく、こちらの方がむしろ案内になっているなどの指摘がされていました。 このような問題意識を踏まえ、音サインを統一する国際規格が日本から提案され、これが採用されています。 https://journal.meti.go.jp/60sec/1357/ 日本は世界でもっとも高齢化の進んだユニバーサルデザインへの需要がもっとも強い国ですが、このピンチをチャンスに変える、すばらしい成果です。 Written by 法律事務所ア
2022年6月27日


プレゼンとユニバーサルデザイン
私事で恐縮ですが、先日あるセミナーに参加してきました。 講師がスライドを使いながら一生懸命説明してくれるのですが、想いが強すぎるのか、説明が細い字で、しかもぎっしり詰め込まれており読みにくいことこの上ありません。 しかも、配付資料がないため、内容が十分に理解できずに終わってしまいました。 ディスレクシア(難読症)という障害があります。俳優のトム・クルーズが自分がディスレクシアであることを公表したことで話題になりました。文字を判読しにくいという障害で、たとえば「b」と「d」の区別が難しいことなどが報告されています。 ディスレクシアの方の割合は一説によると人口の10パーセント程度にも及ぶといわれています。 また、高齢者の方は、水晶体の白濁・黄変や弾力性の低下、レンズの厚みを調節する筋力の低下などが原因でものの見え方が変化した結果、一部の字が見えにくくなります。 先日のセミナーは、もったいないことにディスレクシアの方や高齢者の方には不親切な内容になってしまっていました。 内容がすばらしくても、表現の仕方で伝わらない人がいることは、情報の送り手受け手双方
2022年6月20日


横断歩道とユニバーサルデザイン
今や生活に欠かせないGoogleマップですが、最近少し変化があったことにお気づきでしょうか。 まだ都市部のみですが横断歩道がマップ上に表示されるようになりました。 もちろん歩行者にとって安全に道路を横断するために重要な役割を果たすのが横断歩道です。 子どもたち、高齢者、障害者にとってはさらに重要です。 これまでは地図やマップソフトでその情報を事前に把握することができませんでしたが、東京の一部などでスマートフォンを使って簡単に横断歩道の位置を確認できます。 ユニバーサルデザインの観点から有用な改善です。 この横断歩道情報の収集については日本企業が特許を取得しています(特許第6996623号、日本電信電話株式会社)。 空撮画像から横断歩道の有無や位置を正確に、誤りなく検出する技術です。 横断歩道以外にも障害物や段差の存在など屋外のユニバーサルデザイン情報の収集を人による実際の踏破のみで行うのは限界がありました。 横断歩道以外にも応用可能なすばらしい発想です。 Written by 法律事務所アイディペンデント ---- ※詳細をお知りになりたい方は特
2022年6月13日


道案内とユニバーサルデザイン
ようやく海外からの観光客受入れが再開されつつあります。 外国人観光客にとって重要なサービスの一つが道案内です。 しかし、当然言語の壁があります。 このようなとき、役に立つアプリがあります。 「しゃべり描きアプリ」です。 特許技術を用い、自分が話した言葉を音声認識でテキスト化...
2022年6月6日
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