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歯磨きとユニバーサルデザイン


歯磨きをしないことは虫歯だけでなく、一説にはさまざまな病気の原因にもなるとされています(※)。


しかし、歯磨きは腕の不自由な方、要介護の方にとっては負担の大きい作業です。


小さな子どもにとっても同じです。


そこで、早稲田大学と株式会社Genicsが全自動歯ブラシを開発しました。






この全自動歯ブラシを使えば、なんと手を使わずマウスピースタイプの歯ブラシを口にくわえるだけで歯磨きができ、その歯磨き自体も30秒ほどで完了します。


さらにその際に口腔内の情報をデータとして取得できます。


介護現場では自力で歯を磨けない要介護者の口腔ケアが効果的に行われていないことに着目して開発されたそうです。


日本ではウォシュレット(TOTO株式会社の登録商標)・シャワートイレ(株式会社LIXILの登録商標)として有名な温水洗浄便座ですがこれももともと腕の不自由な方、産後の方などの自力で洗浄が難しい方のために開発されたものでした。


しかし、現在では障害や病気と関係なく広く普及しています。


この全自動歯ブラシも同じように障害や病気と関係なく広く普及する可能性をもつ画期的な製品です。



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