コロナ禍が一段落し、今年の正月は華やかな着物姿の若い人をよく見かけました。
これまで障害のある方、特に肢体不自由の方にとって和装は大変ハードルが高いものでした。
着付ができないからです。
しかし、肢体不自由の方でも着付がしやすい着物が登場しました。
上半身と下半身をセパレートにしたり、マジックテープを用いたり等の工夫を凝らすことで美しさを損なわずに和装を楽しむことができます。
普通の着物と同様、レンタルできるものもありますので経済的負担が軽いことも安心です。
また、親子代々受け継がれてきた着物を着たいという方のために車椅子着付という新しい技術が登場しました。
特許取得した技術を用いて車椅子の方でも座ったままでの着付けを可能にしました。
着物のような古来からあるものでもユニバーサルデザインの観点から見直すと新しい技術や発想が生まれることには驚かされます。
Written by 法律事務所アイディペンデント
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