最近の統計では、交通事故で亡くなられた方が5004人であるのに対し、転倒・転落・墜落で亡くなられた方は9673人です(※1)。
このように転倒・転落・墜落事故は交通事故以上に危険です。
この転倒・転落・墜落事故を防いでくれる重要な設備の一つが手すりです。
最近このようなちょっと変わった手すりを見かけたことはないでしょうか。特許技術を用いた画期的な手すりです。
(株式会社クネット・インターナショナル)(※2)
これを使うと、階段を上るときは上を向いている部分を持って体を引きつけることが、また階段を下るときは横になっている部分で体を支えることができます。
その結果、これまでの直線的な手すりと比べて安全で楽に階段を上り下りできるという優れものです。
もちろん階段での事故で亡くなられる方の多くは高齢者ですが、高齢者でなくても実際に使ってみるとひざへの負担が軽く、特に重い荷物を持っているときには非常に楽に階段の上り下りができます。
ユニバーサルデザインはすべての人にとって役に立つということを体現している製品です。
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※1
※2
株式会社クネット・インターナショナル
特許第6205245号
詳細をお知りになりたい方は特許庁の開設した検索サイト
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/p0000
の「特許番号」欄に「6205245」と入力して検索してみてください。
Written by 法律事務所アイディペンデント
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