スプーン一杯の水で溺れる、という言葉があります。
水はすばやく動き体内で拡散することから誤嚥(飲食物などが誤って気管に入ってしまう状態)しやすい性質をもちます。
わずかな水でも気管に入れば誤嚥性肺炎などの重大な結果になりかねません。
飲み込むのが難しい嚥下障害がある場合死亡事故にもつながるリスクです。
高齢者や小さい子ども、赤ちゃんの場合にも同じようなリスクがあります。
わずかな水でもむせる状態が生じ喉頭部でけいれんが起きて、呼吸が不可能になる結果最終的には亡くなってしまうというものです。
乾燥溺死と呼ばれ、溺死全体の2パーセント弱を占めています。
このリスクを軽減してくれるマグカップがあります。
「ほのぼのマグカップ」です。
むせにくくするために首を後ろに反らさないで飲めるよう、形状が工夫されています。
胴体や持ち手が中が空洞の二重構造になっているため、軽くて手の力が弱くても持ちやすい、また熱い液体が入っていても同じく持ちやすい点もうれしいポイントです。
ユニバーサルデザインの観点からとても優れた製品です。
Written by 法律事務所アイディペンデント
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