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ペットボトルとユニバーサルデザイン


シニアの方を中心に最近のペットボトル飲料は中身が透明なのに糖分が含まれているものがるため、ミネラルウォーターとうまく区別できず困るという話を聞きます。


糖尿病などで糖質制限をしている人がうっかり甘いものを飲んでしまっては命に関わる問題です。


外国人にも同じ問題があるそうです。

中身が透明なので水だと思って買って飲んだら甘くて驚いたというものです。

確かに日本語表記が読めない場合、外観から中身が区別できないと困りますね。


似たような外観のものをどうやって区別するかはバリアフリー、ユニバーサルデザインの観点からは課題です。


これを解決する一助となる製品があります。無印良品が開発した詰替ボトル用・識別リングです(株式会社良品計画 PET詰替ボトル用・識別リング、商品番号 37874442)。




もともとはシャンプー、リンス、コンディショナーなどの詰め替えボトルに付けて中身を区別するためのもので、色違いのリングをボトルの口にかけることで識別できるようにしてくれます。

色の区別がしにくい色覚障害があっても識別しやすいよう、リングの色の選択も配慮されています。


これを使えばペットボトルの中身を色で識別することができます。


また会社や家庭などで冷蔵庫を共有している場合、どれが誰のペットボトルか分からないことがあります。

このリングを使えばそのような問題も解決できます。


ユニバーサルデザインの発想から生まれたすべての人に役立つ製品です。ユニバーサルデザインは新商品の開発にも役立ちます。

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