応接間には、よく来客向けにふかふかのすてきなソファーがあります。
高級感があります。
しかしこのふかふかのソファー、実はシニア層のお客様には不便です。ときには危険なこともあります。
足の筋肉が衰えやすいシニアにとって、ふかふかのソファーは、膝を痛めたり、立ち上がる際にバランスを崩してしまったり、最悪の場合いったん座ったら起き上がれなかったりするおそれがあるからです。
シニア層のお客様が来られたときは、このようなソファーにご案内するのは避けた方がよいということになります。
同様の理由から避けた方がよいのは、幅が狭いソファ、座面の奥行きが広いソファです。
ではどういう接遇をすればよいのでしょうか。
解決は難しくありません。高齢者のお客様がいらっしゃるときには、ソファーだけでなく、低めで、座面の固い椅子も用意しましょう。
そしてお声がけして好きな方に座っていただくととより安全です。
シニア層のお客さまに喜んでいただき、また不幸な事故を防ぐためにも、身近なところから見直してみるのもいいかもしれません。
Written by 法律事務所アイディペンデント
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