スプーンとユニバーサルデザイン


食べることは単に肉体維持のための栄養補給というだけにとどまりません。

精神的にも大きな意味があり、おいしい・楽しいという気持ち、ひいては自尊感情を維持するために大切です。高齢者にとっても同じです。


要介護高齢者の日常生活での関心事を聞いたアンケートによれば特別養護老人ホーム、老人保健施設、老人病院、療養型病院を問わず、食事がすべて1位です。

自力で食事ができること(自力摂取)はさらに重要です。


寝たきりで全介助だった93歳の女性が自力摂取できるようサポートしたところ成功したばかりか、認知機能、運動機能が回復し、習字ができる状態にまでなった事例が報告されています(※)。


自力摂取のハードルになっているのが食器です。

腕の筋肉の衰えにより重いものを継続して持つのが難しくなったり、握力が低下したり、手が震えて途中で落としてしまったりなど、要介護状態になるとなかなか思い通りに自力摂取ができなくなるからです。


これを解決してくれるのがライトユニバーサルスプーン(株式会社青芳)です。




まずフォークとスプーンを兼ねているので持ち替えが不要です。


スプーン部分は小さくて浅くなっているため、安全性が高められています。

フォーク部分も尖りが少ない設計になっており、安全に食べ物を切って口に運べます。


さらに実際に持ってみるとわかるのがその軽さです。空洞構造になっているからです。これにより持ちやすい太さの確保と負担にならない軽さの両立を図っています。

そして通常のスプーンと比較して先端が上向きになっています。これによって食べ物が落ちにくい設計になっています。


ユニバーサルデザインの発想による、子供から高齢者まですべての人に安全で使いやすいスプーンです。


https://www.kokushinkyo.or.jp/Portals/0/kenkyu-happyou/52/%E7%AC%AC52%E5%9B%9E_%E7%A0%94%E7%A9%B6%E7%99%BA%E8%A1%A8_233.pdf

Written by 法律事務所アイディペンデント