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ナビアプリとユニバーサルデザイン
Googleマップやヤフーマップのような地図によるナビゲーション(ナビアプリ)は広く普及し、もはや日常生活や旅行に欠かせないサービスになっています。 しかし、ユニバーサルデザインの観点からはまだ発展の余地があります。 これらのナビは、最短ルートを基本としていくつかの候補を示したり、場合によっては選択肢として雨の日に屋根の多いルートを示してくれたりします。 もちろん便利ですが、たとえば視覚に障害のある方、高齢者の方には不便なところがあります。 最短ルートであっても段差・階段が多かったり、点字ブロックがなかったりすればこれらの方には最善ルートではないからです。 この点に着目した新しい試みが始まっています。 「だれでもナビ」です。 (android版) https://play.google.com/store /apps/details?id=org.shiawasenomura.app.udnavi&hl=ja (iOS版) https://itunes.apple.com/us/app/%E3%81%A0%E3%82%8C%E3%81%A7%E3
2021年5月17日


キャリーケースとユニバーサルデザイン
旅行や出張などの際、重たいキャリーケースを運びながら移動するのは一苦労です。これは足が不自由な方、高齢者の方にはもっと深刻な問題です。 この問題を解決してくれる理想的なキャリーケースがあります。株式会社スワニーが開発した「SWANY」シリーズです。 通常のキャリーケースは、体の後方で引いて歩くことが多いですが、SWANYシリーズは、湾曲ハンドルなどの特許を取得した技術により、体の横で押し て歩けます。その結果、歩行中、キャリーケースが体を支えてくれます。移動がとても楽になります。 普通は重くて引っ張らなくてはいけない荷物が、逆に自分の体を支えてくれるようになるという画期的な製品です。 このSWANYシリーズは、足が不自由で歩行に困難を感じていた方が開発されたものですが、実際に使ってみると、歩行が困難か否かに関係なくとても便利です。 重たいキャリーケースを引いて駅や空港を右往左往しなくてもよくなりますし、駅のホームで電車を待っていたり、空港の手荷物受取所などで立ち止まったりしている際にも、体重を預けて体を休めることもできるからです。...
2021年5月10日


クレジットカードとユニバーサルデザイン
買物の際に現金ではなくクレジットカードやICカードを使うキャッシュレス化が進んでいます。また様々な企業や店舗がそれぞれポイントカードも発行しています。便利でお得ですから、たくさんのカードを日常的に持ち歩いている方も多いのではないでしょうか。 便利でお得なカードですが、たくさんの種類のカードが日常的に使われるようになったために、視覚に障害がある場合新たな不便が発生しています。 視覚以外でも識別できるよう配慮されている紙幣や硬貨などと違い、カードは区別が難しいからです。 この問題を解決しようと、株式会社エポスカードは、発行・更新されるクレジットカードにはすべてエンボス(浮き彫り処理)をして、カードを識別しやすくしています。カードの表面に3つエンボスが印字され、目で見なくても触るだけで同社のカードは識別できるようになります。 https://mainichi.jp/universalon/articles/20180612/org/00m/040/010000c たとえ視覚障害がなくとも、ポケットの中に複数のカードが入っている場合、このエンボスは役立ち
2021年5月3日


スピーカーとユニバーサルデザイン
日本に難聴者の方は何人おられるかご存じでしょうか。実は、人口の11.3パーセントにもあたる、1430万人以上と推定されています(※1)。そして、高齢化社会の進行により加齢を原因とする難聴(老人性難聴)に悩まされる方は今後も増えることが予想されます。 ユニバーサルデザインの重要性への理解が広がるにつれ、難聴者に配慮し、防災無線などの安全に関わる情報について文字をも併用して提供しようという動きが広がっています(※2)。 しかし、音が聞こえにくいことは、このような防災の面で問題が生じるだけでなく、他の人が聞こえている音が聞こえないことによる孤立感、疎外感をもたらします。しかも、老人性難聴は、認知症やうつ病に繋がるという指摘もあります(※3)。これらへの対策は、文字情報の併用だけでは不十分です。 この問題を解決する一助となるスピーカーがヒットしています。株式会社サウンドファンが開発、販売している「ミライスピーカー」です。 https://miraispeaker.com/ 高齢者は、通常のスピーカーより蓄音機の方が聴こえやすいという研究があります。このス
2021年4月26日


駅とユニバーサルデザイン
バリアフリー新法という法律があります。正式には高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律という名前です。 高齢者や障害者、妊産婦、けが人などの移動や施設利用の安全性や便利さを向上させることが目的です。 その特徴は当事者の視点を活かすよう、協議会制度や利用者・地域住民からの提案制度を導入したことです。 一部の施設にはせっかく予算をかけて整備したのに当事者から見ると使いにくい設備になっていることがあります。 たとえばだれでもトイレなのに肝心の車いす利用者が使えない、などです。 このような問題を解決するために大切な法律です。 JR東日本御茶ノ水駅は1日の乗降客数が10万人を超える日本有数の駅です。 この法律を受け、同駅がバリアフリー化されました。 これまでは階段を上らなければ駅から出られませんでした。 しかし、このたびエスカレータやエレベータが設置されました。 これによって階段を上ることなく駅から出ることができます(御茶ノ水口の場合)。 写真撮影当日はあいにくの雨でしたが重たい荷物と傘を同時に持っているとたとえ車椅子でなくてもそのありがたさが如
2021年4月19日
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