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靴べらとユニバーサルデザイン
外出は高齢者の方にとって特に大切です。 ところが在宅介護の場合、外出のハードルになるのが靴です。 高齢になると、手や指の細かい動きが難しくなり靴を履くことがおっくうになりがちです。 腰をかがめることが負担になったり、痛みがあったりすることもあるからです。 これを解決してくれるのがパシフィックサプライ株式会社が開発/販売している靴べら「Vela」です。 使い方はかんたんです。靴のかかと側に差し込んだうえで、足を乗せ体重を少しかけるだけです。3秒で靴を履けます。 以下の点で優れています。 ・使用方法が一見してわかる ・自分の体重をかけるだけでよいので難しい操作や強い力も不要 ・小さいため携帯が容易。外出先でいったん靴を脱いでまた履く場合にも簡単に使える ・従来の杖状のものと違い車いすユーザーにも簡単に使える ・力をかけずに靴をかんたんに履けるので高齢者以外にとっても便利 ユニバーサルデザインの観点からも優れたすばらしい製品です。 Written by 法律事務所アイディペンデント
2021年6月14日


囲碁とユニバーサルデザイン
囲碁は4000年もの長い歴史と伝統をもつゲームです。 しかし、これまで視覚に障害があると囲碁を楽しむのには困難でした。 当然ですが、白い碁石と黒い碁石の違いが分からないからです。 これを解決すべく日本で発明されたのが「立体囲碁アイゴ」です。 この「立体囲碁アイゴ」では、黒い碁石のみ突起があり、触覚で区別できるようになっています。また、碁石を盤面に固定しやすいよう、盤面の線が立体に浮き上がっており、碁石の裏側には切れ目が入っているなどの工夫もされています。 https://www.lighthouse.or.jp/iccb/items/aigo/ この立体囲碁アイゴを使えば、視覚障害者とそうでない人が同じゲームを同じルールで楽しむことができます。画期的です。しかも、囲碁は日本国外、たとえば中国や台湾でも楽しまれていますから、異国の視覚障害者ともゲームを楽しむことができるのです。 視覚だけでは区別しにくいものを他の感覚の助けを借りることで区別しやすくするという発想は、すべての人々が暮らしやすい社会を作るというユニバーサルデザインの実現のためにはとても
2021年6月7日


会議とユニバーサルデザイン
聴覚に障害がある場合、当然音声によるやりとりには困難があります。これは会議など多人数間でのコミニュケーションの場ではより大きな問題になります。 そこで、会話をリアルタイムに目で見えるようにし、これを解決するアプリがあります。「UDトーク」です。 これを使えば、会話の内容がリアルタイムに文字情報としてスマートフォン画面、またプロジェクターを介し大画面にも表示できます。テキストデータとして転送することもできます。聴覚障害者の方だけでなく、もちろん議事録作成などにも便利に使えます。しかも、個人が非業務で使う場合には無料です。 現在のスマートフォンの性能による制約から、誤認識などの若干の問題は残っていますが、解決は時間の問題でしょう。 このアプリがさらにすばらしい点は英語等の外国語にも対応していることです。 私事で恐縮ですが、某大手日本企業に勤める知人から先日このように言われました。 「日本の英語教育はリスニングに偏りすぎてきた。そのため英語に苦手意識がある担当者は外国との交渉の場でリスニングに意識が集中するあまり自己主張が十分できず、交渉力が弱くなって
2021年5月31日


焼酎とユニバーサルデザイン
「いいちこ」という焼酎があります。 おいしくて飲みやすい、またお財布にも優しい麦焼酎です。 この「いいちこ」紙パックのキャップがユニバーサルデザインのものに切り替わっています。 https://news.nissyoku.co.jp/news/detail/?id=WAKUI20180531105012727&cc=01&ic=170 これまでの紙パックは、外側のキャップを開けた後、さらに中にあるプラスチックのピンを引き抜く必要があります。 ピンを引き抜くには意外と力が必要です。ピンの穴に指を差し込むこと自体が負担になる人もいます。 このピンはプラスチックとはいえ鋭利な部分があるため扱い方によってはケガをするリスクや、指が汚れていると注ぎ口が汚染されるという問題もありました。 大日本印刷株式会社がこれを解決するキャップを開発しました。 新しい「いいちこ」の紙パックは、このキャップを採用し、開けただけで直ちに注げる構造になっています。 さらに優れているのは、キャップを開けきったら「カチッ」という音と感触があることです。 たとえば認知能力に問題が発生
2021年5月24日


ナビアプリとユニバーサルデザイン
Googleマップやヤフーマップのような地図によるナビゲーション(ナビアプリ)は広く普及し、もはや日常生活や旅行に欠かせないサービスになっています。 しかし、ユニバーサルデザインの観点からはまだ発展の余地があります。 これらのナビは、最短ルートを基本としていくつかの候補を示したり、場合によっては選択肢として雨の日に屋根の多いルートを示してくれたりします。 もちろん便利ですが、たとえば視覚に障害のある方、高齢者の方には不便なところがあります。 最短ルートであっても段差・階段が多かったり、点字ブロックがなかったりすればこれらの方には最善ルートではないからです。 この点に着目した新しい試みが始まっています。 「だれでもナビ」です。 (android版) https://play.google.com/store /apps/details?id=org.shiawasenomura.app.udnavi&hl=ja (iOS版) https://itunes.apple.com/us/app/%E3%81%A0%E3%82%8C%E3%81%A7%E3
2021年5月17日
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