電話とユニバーサルデザイン


この夏から電話料金が1円増えたことに気づかれた方はいらっしゃるでしょうか。


これは電話リレーサービスのための費用です。


電話リレーサービスとは、聴覚や発話に困難のある人とない人との会話を、通訳オペレータが手話・文字と音声を通訳することにより電話で双方向につないで意思疎通できるようにするものです。

以前からサービスが提供されていましたが、このたび2021年7月1日から法制化され公的サービスとして正式に開始されました。

消防、警察への緊急通報だけでなく、店舗への予約、問い合わせなどへの活用も想定されています。


このサービスを利用すると、電話を受けた側に冒頭で「こちらは電話リレーサービスです」とのアナウンスがあります。間違い電話や不審な電話と勘違いして切られてしまわないよう、法制化に伴いさらなる認知度の向上が期待されます。


実際、2019年の利用実績は約35万件と大きく伸びています。

一方、金融機関への電話など、本人確認が必要な場合には事業者によって対応が分かれるなどの課題も指摘されています。


さらなる発展が望まれます。