洗剤とユニバーサルデザイン


家庭で使われる洗剤が思わぬ事故の原因になることが増えています。

認知機能に障害のある方にとって洗剤は飲み物と区別しにくいため、誤飲が起きやすいのです。

単なる事故にとどまらず、亡くなった例も複数あります(※1)。


特にジェルボール型の洗剤は美味しそうでゼリーと区別しにくいため事故が多く報告されています(※2)。


認知障害のある方だけでなく、高齢者、子どもの誤飲事故も増えています。

洗剤は、もともと台所や洗面所などのドリンク・調味料類や歯磨き・洗口液など口に入れるものと一緒に置かれやすいことからリスクが高くなっていることや、消費者にアピールするため、最近は特にきれいで目立ちやすい色やパッケージになっていることも原因です。


現在のところ、洗剤の置き場所は高い場所にする、袋に入れる、保管場所を分ける、家族で話し合うなどの自衛策が有効です。


花王株式会社は、認知機能に障害があっても、目が不自由でも洗剤とそれ以外を区別しやすいよう、点字の付いたカテゴリーシールを無償で配布しています。




すばらしい試みだと思います。


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※1

http://www.jikojoho.go.jp/ai_national/search/detail.do?id=0000338252

※2

https://www.sankei.com/life/news/140725/lif1407250015-n1.html