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化粧品とユニバーサルデザイン


外見が似ているのに中身は違うものをどう区別するかはユニバーサルデザインの点から特に重要です。


あるコンビニの新商品シリーズが外見から区別しにくく議論を呼んだことは記憶に新しいところです。


化粧品にも同じ課題があります。

似たような色合い、形、大きさのものが複数あり、区別が難しいことがあります。


これを解決してくれるグッズを株式会社ファンケルが提供しています。

「ファンケル タッチマークシール」です。


凹凸のあるシールをあらかじめ容器に貼っておくことで、乳液か、美容液かなどを指で触れることで視覚に頼らず識別できるようにしてくれます。

点字ではなく、単純な形のマークの特殊印刷を採用していることも特徴です。


点字は、必ずしも視覚障害者に普及しているとはいえないため(厚生労働省の調査によると視覚障害者の日常的な情報入手手段として点字を挙げた人の割合は8.2パーセント(65歳未満)、7.4パーセント(65歳以上(年齢不詳を含む))、より広く受入れられやすい試みです。


さらに視覚に障害がなくても視力が低下している高齢者、ひいては洗顔中など目を閉じた状態で識別したいときにも役立ちます。

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